流れる星は生きている
- 2013.10.25 Friday
- 22:59
久しぶりに良著に出会ったので 読後感想。
本書は 第二次世界大戦後 満州からの引き上げを綴った
ノンフィクションの作品。
筆者は新田次郎の妻 で 藤原正彦(国家の品格の筆者)の母。
敗戦後 女手一つで生後1ケ月、3歳、6歳の3人の
子供を連れ 極限状態の中 我が子を懸命に守り
故郷へ向かう。
この本は兄が貸してくれて読んだのですが
これまで満州から引き上げがあったことくらいしか
知らなかった自分を 恥ずかしく思うと同時に
ひとりの母親として 様々なことを考えさせられ
真摯な気持ちにさせられた一冊となりました。
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